心技体から体技心へ
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心技体とは
心(こころ)技(ぎじゅつ)体(からだ)全てのバランスが整ったとき、最大限の力が発揮できるという教訓のこと。
つまり、この三つのどれかが欠けてしまっても、どれかが強すぎても本来の力が発揮できません。
ゴルフにおける【心】、【技】、【体】
ゴルフの【心】
良くゴルフはメンタルのスポーツだと耳が痛くなるほど聞くと思います。自分はメンタルが弱い。悩むことにより不安が高まりさらにメンタルが弱いと思う。何事も関わってくる部分なので鍛えると私生活にも良い影響が。
《準備、プロセス、プレッシャー、集中力、ルーティン、感情のコントロール》など
スイングやコース以外の部分でよく言われるようなところ。
ゴルフの【技】
多くのゴルファーがここに全てをかけていると言ってもいいかもしれません。
動画サービスも理論や打ち方が多くアップしているのもここが要因でしょう。
解決すれば1番スッキリするかも。
《ゴルフクラブ、距離感、ボールコントロール、マネジメント》など
テクニックの部分。
目に見えやすく悩みも多いのがこの技のところ。解決策が世の中に多く出ている。
ゴルフの【体】
わかってはいるけど運動やトレーニングはなかなか長続きするのに苦労するもの。
成果が短期間で出るものもあるが、少しズレた事を行えば、逆に怪我に繋がる恐れも。
何をするにも大切な部分。
しっかりとした知識がある中で行うと、効果がはっきりと現れる。メンタルコントロールにもつながる。
《体力、柔軟性、睡眠、バランス、力感、瞬発力》など
何をするにも大切な部分。睡眠だけでも生活の3分の1は使う事になる。食事によっても体調が変わる。
これを全部行うといくら時間があっても足りない。
ここで繋げることができる部分があります。
【体】と【心】が繋がる部分が多い。
運動により脳機能が上がると不安対策にもなる、自分の体をコントロールできるとマインドセットも高まります。
睡眠の質が良いと脳が活性化され集中力が増す。などがあります。
【技】はクラブや理論の進化によりほとんど正解が導き出されている。
最新のクラブは曲がらないし、ある程度当たればボールは上がり飛んでくれます。
そうなると体の能力次第では可能性は無限大になります。
ここでメンタルが弱りパターが怖くなってしまう。イップスの事に触れてみます。
イップスとはパターなどで良く起こり。
メンタルの病気とも言われる。体が硬直し最悪の場合動けなくなる。
イップスには原因があります。
まず「体」からの異常。
体からの異常発信を見落としてしまうと、
次はクラブやボールをコントロールできなくなり「技」が狂ってしまう。最初は少しの異常がだんだん大きくなる。ここでテクニックのせいにして必死に練習するがもう手遅れ、最後は「心」が崩れてしまう。
このように、メンタルは最後に崩れてしまいます。こうなってしまうとなかなか回復までは時間がかかる。
ですので、メンタルを鍛えるためにはまずは自分自身の、体のコントロールから考えるべきである。
ここで言えるのが
心技体ではなく体技心ということ。
心技体ではなく体技心
まず体がなければ何も始まりません。
自分の体を動かしていく中で自己コントロールが高まり、体力やバランス感覚、怪我をしない体を手に入れる事で技が磨かれる。
そうなってくると、習慣化、ルーティンなどもある程度身についている中で、後は感情コントロールを確立するだけである。
どのスポーツでも怪我をして引退している選手は無数にいます。
メンタルが強くても体が無ければ何もできません。
まずは体。
格闘家は
2時間の練習だけで、
後は体を休める事に徹するそうです。
イチロー選手も体の異変を察知する能力を磨いてきました。
24時間の生活そのものがプロとして自分を保っている。
アマチュアの方も大変参考になると思います。
ゴルフが少しでも良くなることを願うのであれば、ガムシャラな練習をやめる事で、
自分自身を見つめ直すチャンスなのではないでしょうか。
まずは柔軟性体操からやってみたり、軽い運動。余裕のある方は瞑想などを取り入れてみてください。
あなたのゴルフ人生が長く続くことを願っております。